ビー兵のゆるっとブログ

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迷ったらこれ!レインジャケット3選!!(GORE-TEX編)~防水とは何かの解説付き~

こんにちは!

ビー兵です。

 

私はアウトドアが好きで、登山・キャンプ・スノーボードバックカントリーもやります)など通年楽しんでおります。

まだまだ小さい我が子にも色々教えていきたいな~と、遊びに行く度に子供との楽しい時間に考えを巡らせてます・・・(笑)

 

さて、天候が安定しない春ですが、温かくなってきてアウトドアの遊びに出掛ける方も増えてきましたね。

キャンプは空前の大ブームになっていますので、新たにアウトドアを始められる方も多いと思います。

自然から身を守ってくれる衣類はかなり大事だと思っていますので、私の小さい声ながら防水素材の仕組みとおススメの防水ジャケットを紹介していきますのでお付き合いください!

 おススメ商品は春夏向けで書きますので、時期が来たらまた秋冬向けの生地を書いきたいと思います^^

 

目次

 

防水ジャケットの構造

防水素材の衣類は「外側から濡らさない」事と「内側から濡らさない」事が両立されている事が絶対条件となります。

それってどういう事?って思う方も多数だと思いますので解説していきます。

 

外側から濡らさない

これは雨や雪や水しぶきなどを外側から侵入させないという意味です。

これで濡れてたら全く意味ないですよね(笑)

 

「外側から濡らさない」→「どれだけ水が入って来ないか」の指標を"耐水圧"と言います。

 

外側から濡らさないだけであれば、ゴム素材とかビニールも優秀な素材という事です。

じゃあビニールカッパでいいじゃん!って思った人もいるかと思いますが、「内側から濡らさない」の解説でビニールカッパじゃダメな理由をご紹介します。

 

耐水圧

どれだけ水が入って来ないかの指標です。

正確には、どれだけ水圧を掛けられて耐えられるかという事です。

 

単位は mm/cm2

 

これだけだと意味不明ですよね(笑)

要するに、1cm×1cm(1平方cm)の生地に水を何mm積み上げられるかという事です。

例えば、20,000mm/cm2であれば、1平方cmあたり20m(20,000mm)以上水を積み上げると水が漏れてしまう事になる訳です。

 

難しく言いましたが、簡単に言うと数値が高い程「外側から濡らさない」力が強いという風に理解しておいてください。

因みに、布の傘の耐水圧の目安は大体600~800くらいです。

 

内側から濡らさない

これは内側から出る水分=汗で濡らさないという事です。

汗は肌や衣類から蒸発していって乾きますが、その時に来ているモノが邪魔をしてしまうと衣服内の湿度がドンドンあがっていってしまいます。

湿度があがり過ぎてしまうと、気体になった汗が液体=水に戻ってしまいます。これが「内側から濡れる」という事です。

 

これを防ぐ為には、蒸発した汗が外に出て行けばいい事になります。

 

防水素材は、水(液体)の分子は通さず、蒸気(気体)は通す程の小さい穴が無数に空いています。

イメージとしては、テニスラケットが防水素材だとすると、テニスボールが液体でビーズが気体みたいな感じです。テニスボールはもちろんラケットを通らないけどビーズはスカスカに抜けていきますよね?

目に見えないところで同様の事が起こっています。

 

気体になった汗(蒸気)がどれだけ抜けていくかの指標を透湿性と言います。

 

透湿性

 単位は g/m2

 

こちらもこれじゃあ意味分かりませんよね(笑)

 

1平方m当たり何gの蒸気を24時間の間に通過させられるかの指標です。

これでも意味分かりませんね(笑)

 

これも「数値が大きければ大きい程良い」ぐらいに覚えておいてください。

ゴムやビニールなどはこれがほぼ"0"なので、内側からびちょびちょになってしまいます。

耐水圧が高ければ良いという訳ではないのはこういった理由からです。

 

GORE-TEX®

GORE-TEXは耐水圧が高く、透湿性も高いという優れた素材です。

 耐水圧も透湿性を公表はされていませんが、

耐水圧:20,000~50,000mm/cm2

透湿性:30,000~60,000g/m2

と言われています。

幅があるのは製品によって特性が違うので製品ごとそれぞれ違います。

 

また、GORE-TEX®はePTFEという被膜を中間層としているのが特徴です。

PTFE(いわゆるテフロン。フライパンに使われてるあれです。)を伸ばして作られるこの素材はアメリカにあるGORE社が開発したものなので他では使えません。

人工血管や電線を覆う被膜など幅広い分野で活躍している素材です。

 

 

ここまで長々と防水素材の仕組みとGORE-TEX®の優位性を紹介してきました。

ようやく商品紹介を行っていきます。

 

 

THE NORTH FACE クライムライトジャケット

ザ ノースフェイス THE NORTH FACE ジャケット メンズ クライム ライト ( Climb Light JKT 2021春夏 ナイロンジャケット JACKET JAKET パーカー マウンテンパーカー マンパー MOUNTAIN PARKA ゴアテックス GORE-TEX NP12003 ザ・ノース・フェイス )

価格:33,000円
(2021/5/11 22:28時点)

 

特徴

GORE-TEX®3層

表地、防水膜、裏地の3層構造です。

防水膜をしっかり挟み込むことで耐久性も高い構造です。

 

・日本企画

日本で販売されているTHE NORTH FACEは日本で企画されている商品が多いです。

欧米で企画された商品は欧米人の体型に合わせて作っている為、アジア人の体型には合わない傾向が強いですが、THE NORTH FACEの商品はその心配がいりません!

 

・耐久性が高い

Micro Grid Backerを裏地に採用する事で、防水ジャケットに有りがちな裏地のトラブルが起こりにくいメリットがあります。

洗濯などメンテナンスをしっかりしていけば長く使用出来ます。

 

素材

20デニール GORE-TEX Micro Grid Backer(3層)

295g(Lサイズ)

 

裏地にMicro Grid Backerを採用しており、耐久性をあげています。

Micro Grid Backerを採用すると生地全体が固くなりがちだが、表地を20デニールと細目にする事で生地全体をしなやかに仕上げている。

 

個人的には、価格・品質など総合的に考えて一番おススメの商品です!!

 

Patagonia カルサイトジャケット

特徴

GORE-TEX®2.5層

表地、防水膜、防水膜保護コーティング

裏地はなくコーティングが施されています。

コーティングの部分を0.5と表現している為、2.5層と表記される事が多いです。

 

・透湿性が高い

裏地ではなくコーティングにしている分、透湿性はあがります。

汗っかきの方や活動量の多い方にはおススメです!

 

・USA企画

こちらはUSA企画の為、サイズ選びに注意が必要です。

着丈の短さ・袖丈の長さは特にチェックする必要があります。

 

・環境配慮

リサイクルポリエステルで作られた商品です。

また、Patagoniaブランドは売上の1%を環境の為に使用するというポリシーがあります。共感する方は購入するという形で賛同するのもありかもですね!

 

素材

75デニール GORE-TEX PACLITE(2.5層)

411g(USA Lサイズ)

 

表地は75デニールを採用しているのでかなりしっかり感がありながら、裏地のPACLITEコーティングでバランスが取れている商品です。

 

THENORTHFACE クラウドジャケット

ノースフェイス クラウドジャケット メンズ THE NORTH FACE Cloud Jacket NP12102 トップス アウター ジャケット シェルジャケット 防水 キャンプ アウトドア 【正規品】

価格:26,400円
(2021/5/11 22:33時点)

特徴

・ GORE-TEX®2.5層

表地、防水膜、防水膜保護コーティング

裏地はなくコーティングが施されています。

コーティングの部分を0.5と表現している為、2.5層と表記される事が多いです。

 

・透湿性が高い

裏地ではなくコーティングにしている分、透湿性はあがります。

汗っかきの方や活動量の多い方にはおススメです!

表地が50デニールを採用しているので3選の中では1番透湿性が良いです。

 

・日本企画

日本で販売されているTHE NORTH FACEは日本で企画されている商品が多いです。

欧米で企画された商品は欧米人の体型に合わせて作っている為、アジア人の体型には合わない傾向が強いですが、THE NORTH FACEの商品はその心配がいりません!

 

・安い!

GORE-TEX®のこのクオリティの商品がこの値段で買えるのは非常に嬉しいですね。

ワークマンとかと比べちゃうと高く見えがちですが、GORE-TEX®製品は洗濯などメンテナンスをすれば長期間着られるモノなのでトータルお得だと思います。

 

素材

50デニール GORE-TEX PACLITE(2.5層)

355g(Lサイズ)

 

先に紹介したPatagoniaのカルサイトジャケットと同様の生地ですが、こちらは50デニールの表地を採用しており、カルサイトジャケットより軽くしなやかなのが特徴です。

 

まとめ

 防水とは、外側からも内側からも濡らさない事が必須条件。

その中でも、GORE-TEX®を使ったレインジャケットは非常に優れておりおススメ!

 

皆さんもGORE-TEX®のレインジャケットを手に入れてアウトドアに出掛けましょう!!

ではまた。