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医療保険は不要? 公的保険でどれだけ対応出来るか試算してみた!

こんにちは!

ビー兵です。

 

毎月・毎年の大きな支出となっている保険ですが、それって本当に必要なの?って思う時ありませんか?

 

テレビを見てると必ずと言っていい程保険のCMやってますよね?

都会の大きいビルは保険屋の持ち物だったりする事多くないですか?

それって本来は不要であるはずの保険料を我々が支払っているという事に他ならないと思っています。

少し性格歪んでいますかね・・・(笑)

 

とは言え、歪んでいようがいまいが、不要な保険には入る必要がないと思っています。

 

試算してみた結果、私(家族)には医療保険は"不要"という結論に至りました!

結論に至った理由をご紹介していきたいと思います。

 

目次

 

高額療養費制度

高額療養費制度とは、医療機関や薬局などでの支払いが、ひと月で上限金額を超えた時に超えた金額を支給してもらえる制度です。

 

上限金額の計算方法(69歳以下)

年収~370万円の場合

57,600円(自己負担比率5.8%)

 

年収370万円~770万円の場合

80,100+(医療費総額-267,000)×1%)

例)医療費100万円だと、自己負担額87,430円(自己負担比率8.7%)

 

年収770万円~1,160万円の場合

167,400+(医療費総額-558,000)×1%

 例)医療費100万円だと、自己負担額171,820円(自己負担比率17.2%)

 

年収1,160万円以上の場合

252,600+(医療費総額-842,000)×1%

例)医療費100万円だと、自己負担額254,180円(自己負担比率25.4%)

例)医療費1,000万円だと、自己負担額344,180円(自己負担比率3.4%)

 

住民税非課税者の場合

35,400円(自己負担比率3.5%)

 

年収が高ければ高い程自己負担比率があがる事になりますが、医療費が上がれば上がる程自己負担比率は下がっていきます。

要するに、自分の年収をしっかり把握しておけば、医療費がMAXどれだけ掛かるかが把握出来るという事です。

把握が出来れば、今度はそのリスクに対してどう備えていくかを考えていけばいいですよね!

 

但し、この医療費には、食事代・差額ベッド代などは含みません。

要するに、ベッドをアップグレードした場合や病院食は医療費としてカウントされませんよ~っていう事です。

入院してなくても食事はするし、ベッドは贅沢を言わなければアップグレードする必要はないですもんね^^

 

また、今回は触れませんが、この高額療養費制度で医療費負担を更に下げられる場合があります。

こちらはまた後日紹介していきます。

 

医療費控除

医療費控除とは、1年間(1月1日~12月31日)で世帯全体の医療費が10万円を超える場合、確定申告で所得税が軽減される制度です。

先に紹介した高額療養費制度との併用も可能です。

※保険金や高額療養費制度で補填された部分は差し引く必要があります。

 

控除額は下記リンクで計算出来ますので利用してみてください!

 

www.hahoo.jp

 

傷病手当金

 病気で3日以上連続で休んだ場合、4日目から支給される手当です。

支給額は、[過去12か月の標準報酬月額の平均] ÷ 30(日) × 2/3

おおよそ月給の2/3くらいがもらえると思ってください。

 

また、傷病手当金は非課税所得なので税金も引かれません。

手取りとしては仕事している時から10~20%くらい少なくなる計算です。

※おおよそです。

 

 

医療保険の掛け金

仮に40歳の方で、入院給付を日額1万円・終身保険で見積もりをすると年間およそ5万円の掛け金になります。

これに先進医療保障やがん保険もプラスすると、およそ倍の10万円程の掛け金が必要となります。

 

しかも、これって通院の時は保険使えません・・・

使えるものもある様ですが、その分もちろん掛け金があがってしまいます。

 

皆様、医療保険料はいくら払っていますか?

 

 我が家の場合のシミュレーション

・33歳

・年収370万円~770万円の範囲

 保険料概算

入院給付:1日1万円

手術給付:10万円(入院中) or 5万円(外来)

この条件で試算すると、おおよそ年間4万円。

 

がん保険・先進医療保険も付帯すると約8万円。

んー、高い・・・

 

病気になった際の治療費・入院費(概算)

肺炎に掛かり、1か月半の期間を掛けて集中治療室で治療したとしましょう。

入院費・治療費で1か月あたり200万~300万円掛かります。(医療費総額)

1か月半で多めに見て450万円。

因みに、入院の平均日数は30日くらいだそうです。

 

高額療養費制度を活用すると、

80,100+(4,500,000-267,000)×1%) = 122,430円

これに食事代(病院食)や諸々雑費が掛かってきますが、20万円までの範囲では収まるでしょう。

 

更にこの負担額で10万円を超えた分は医療費控除が活用出来るので、確定申告により還付されます。

日本の保険制度って素晴らしいですね~^^

 

保険の掛け金と治療費のバランス 

保険の掛け金:4万円(8万円)

治療費自己負担:20万円

 

こう見るとどうでしょう?

5年間ごとに大きい病気をしたとしても医療保険に加入しているのと変わりません。

がん・先進医療保険に加入していれば2.5年という短いスパンになります。

 

健康でいればいるだけで、保険金としてただただ飛んで出て行ってしまっていただけのお金が浮いてくるんです!

それに、不幸(病気やケガ)になる事を考えてお金を毎月(毎年)払っていくのって嫌じゃないですか?

私はなんかいつか本当に病気になってしまいそうな気がしてきてしまいます・・・(笑)

 

生活防衛資金の蓄えのすすめ

我が家では病気やケガに備えて貯蓄をしています。

具体的には1年間働かなくても生活出来る金額(300くらい)です。

こういったお金があればいざという時の医療費もとりあえず払えます。

逆にこれがないと医療保険なしではちょっとキツイかも・・・

 

まとめ

医療保険はいらない!!!

但し、生活防衛資金(医療費として使えるお金)がない方は最低限の医療保険はあっても良いと思います。

また年収によっても医療費負担が変わってくるので試算してみてください!

 

がん保険や先進医療保険についてはまたの機会に書きたいと思います!

ではまた。